3つのポリシー 人文学部 英語英米文化学科(2023年度以前入学生対象)

お知らせ

    ディプロマ・ポリシー(DP):「卒業認定・学位授与に関する基本的な方針」=「学部・学科が教育活動の成果として学生に保証する最低限の基本的な資質を記したもの」=「養成する人材像」

    カリキュラム・ポリシー(CP):「教育の実施に関する基本的な方針」=「DPを保証する体系性と整合性が担保されたカリキュラム」

    アドミッション・ポリシー(AP):「DP・CPに沿った学生募集の方針と入学者選抜の方法」

    ディプロマ・ポリシー(DP)

    方針概要

    英語英米文化学科の課程を修め、必修等の条件を満たした124単位を修得し、英語圏の言語・文化についての深い知識と高い英語コミュニケーション能力を備えた「たくましいグローバル人材」として、以下に示した力を身に付けたものに対し学位を授与する。

    ①社会で必要とされる知識・技能

    英語圏の言語・文化についての深い知識と高い英語コミュニケーション能力を備えた職業人・社会人として、調査・情報収集力、ICT活用力を備え、自分の持つ知識・技能を国内・外の多文化共生社会に還元できる。

    ②知識・技能を活用する思考力・判断力・表現力等の能力

    グローバルな見地からの発想力・判断力・表現力を備えた職業人・社会人として、クリティカル思考力、プレゼンテーション能力、課題設定力を身に付け、物事を批判的・論理的に捉え日英両言語で議論することができる。

    ③主体性を持って多様な人間と協働し、学び続ける態度

    多様な価値観を尊重しながらも、日本という基軸に立ち、主体性をもってグローバル社会で活躍する職業人・社会人として、ディスカッション力、企画・計画力を活用し、協働して物事に対処することができる。

    ④広い関心・自律的意欲

    英語圏の言語・文化についての広い関心と自律的意欲を備えた職業人・社会人として、自己理解力、傾聴・受信力、責任と自覚をもって高いレベルで物事を達成しようという意欲的な態度と行動力をもつことができる。

    カリキュラム・ポリシー(CP)

    方針概要

    英語英米文化学科では、ディプロマ・ポリシーに掲げた目標を達成するために、全学共通教育科目、人文学部共通教育科目、英語英米文化学科専門教育科目を体系的に編成し、講義、演習、実習を適切に組み合わせた授業を実施し、教育評価を行う。科目間の関連や科目内容の難易度を表現するナンバリングを行うとともにカリキュラムマップによってカリキュラムの体系やコースの意味を明確にしている。


    本学科では、卒業後目指す進路別に取得するのにふさわしい科目を提示した以下の3つの教育内容のコースを配置して科目取得のモデルを示している。
    【言語学コース】英語運用能力修得に加えて、言語の仕組みを中心に学修し、英語を必要とする一般企業、通訳・翻訳、大学院などの進路を目指す。
    【英語教育学コース】英語運用能力修得に加えて、言語の学習論・教育論を中心に学修し、英語を必要とする一般企業、英語教員、大学院などの進路を目指す。
    【英米文化コース】英語圏の文学・歴史・文化や多文化間コミュニケーションを中心に学修し、一般企業、大学院などの進路を目指す。

    ①教育内容

    (1)グローバル社会に生きる職業人・社会人として求められる言語・文化についての深い知識と高い英語コミュニケーション能力、調査・情報収集力、ICT活用力が修得できる科目を体系的に配置している。
    (2)グローバルな見地からの発想力・判断力・表現力を備えた職業人・社会人として、クリティカル思考力、プレゼンテーション能力、課題設定力を身につけ、物事を批判的・論理的に捉えることができる科目を体系的に配置している。
    (3)多様な価値観を尊重しながらも、日本という基軸に立ち、主体性を持ってグローバル社会で活躍する職業人・社会人であるために、日英両言語でのディスカッション力、企画・計画力を修得できる科目を体系的に配置している。
    (4)英語圏の言語・文化についての広い関心と自律的意欲を備えた職業人・社会人として、自己理解力、傾聴・受信力、責任と自覚を持って高いレベルで物事を達成しようという意欲的な態度と行動力をもつことができる科目を体系的に配置している。

    ②教育方法

    (5)各科目はディプロマ・ポリシーで定めた身に付けるべき力のうち、2つの力が付くような教育方法を実施する。また、指導教授制を敷くとともに、学生カルテを活用して、各学科教員が問題を共有して、ディプロマ・ポリシーの実現を図る。
    (6)アクティブラーニング(実践的活動を通しての学修)の要素を多くの授業に取り入れる。特に英語によるコミュニケーションを学修する科目群では、学びの主体は学生にあることを強く意識して、自ら考え、発表し、まとめるといった一連の学修活動を英語で行う。
    (7)長期海外研修をディプロマ・ポリシー実現に向けた実践・応用の場としてとらえ、海外で英語を使いながら、双方向型・統合型の学修機会を提供する。
    (8)高い英語運用能力を獲得するために、英語で学ぶ科目、様々な留学プログラム、ICT利用の英語学習課題、自主研究、留学生との「英語ランチ」、学会・講演会などの学修の場を提供し、必要に応じて授業と連動させる。

    ③教育評価

    (9)各科目で達成目標・到達点を明確にし、成果を評価する。各個人が学修の到達度がわかり、今後どのように学んでいけばよいかが容易に理解できるような診断的な教育評価を行う。
    (10)英語の運用能力に関しては、卒業までに6回のTOEIC試験の受験を義務づけ、世界レベルで自分の英語力を把握する。また国際的に汎用性の高い「自分の英語」が確立できているか、日々の英語パフォーマンスで確認する。
    (11)上記教育内容に記された身に付けるべき力の達成度を評価し、十分に達成していない部分は指導・強化する。
    (12)4年間の学修成果としての卒業研究で行い、学科教員全体でこれを評価し、ディプロマ・ポリシーが実現できたかどうかを判断する。

    アドミッション・ポリシー(AP)ap

    入学選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

    本学科は、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)および教育課程編成の方針(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を受けるために必要な、以下の「求める人間像」を備えた人を求めます。

    求める人間像 1

    (1)本学の建学の精神および基本理念を理解し、主体性を持って多様な人間と協働し、学び続ける意欲がある。

    求める人間像 2(知識・技能)

    (2)高等学校の教育内容を幅広く学修している。
    (3)英語圏の言語・文化をはじめ人間や文化を学ぶために必要な基礎的な学力を有し、知識の応用力・論理的思考力などを身に付けている。

    求める人間像 3(思考力・判断力・表現力)

    (4)基礎学力を応用する力やものごとを論理的に思考する力を有している。
    (5)自分の考えを伝えるための表現力・コミュニケーション力を有している。

    求める人間像 4(主体性・多様性・協働性)

    (6)英語圏の言語・文化をはじめ人間や文化に強い関心と高い学習意欲をもち、本格的な英語運用能力と異文化理解力を活かすことのできる領域を通して社会に貢献する意欲がある。

    高等学校段階までに身につけてほしいこと

    • 高等学校までの英語学習をしっかりと理解していることが望まれる。
    • 英語だけでなく、他教科においても、幅広い基礎学力を有していることが望まれる。
    • 英語を積極的に使おうとする意欲があることが望まれる。
    • 英語圏の文化に対する強い関心があることが望まれる。
    • 円滑で、より豊かな対人コミュニケーション能力を身につけようという意欲や向上心があることが望まれる。
    • 大学における英語の発展的学習の基礎となる英語運用能力(実用英語技能検定(英検)準2級以上あるいは同等の英語力)を備えていることが望まれる。

    一般選抜(前期入試、共通テスト利用方式、共通テストプラス方式、後期入試)

    上記の(3)、(4)を重視し、書類審査、個別筆記試験、大学入学共通テスト等によって選抜します。

    総合型選抜(ポートフォリオ入試、同窓生推薦入試、特別奨学生入試)

    上記の(1)、(3)~(6)を重視し、書類審査、ポートフォリオ審査、学力検査、小論文、講義・実習・演習、面接等によって選抜します。

    学校推薦型選抜(一般推薦入試、指定校推薦入試、併設校推薦入試、特技推薦入試)

    上記の(1)、(2)、(5)、(6)を重視し、書類審査、小論文、面接等によって選抜します。

    その他の選抜(特別選抜入試〔海外帰国子女・外国人留学生・社会人〕、編入学試験)

    上記の(1)、(3)~(6)を重視し、書類審査、小テスト、小論文、面接等によって選抜します。

    中部大学について