3つのポリシー 人文学部 日本語日本文化学科(2023年度以前入学生対象)

お知らせ

    ディプロマ・ポリシー(DP):「卒業認定・学位授与に関する基本的な方針」=「学部・学科が教育活動の成果として学生に保証する最低限の基本的な資質を記したもの」=「養成する人材像」

    カリキュラム・ポリシー(CP):「教育の実施に関する基本的な方針」=「DPを保証する体系性と整合性が担保されたカリキュラム」

    アドミッション・ポリシー(AP):「DP・CPに沿った学生募集の方針と入学者選抜の方法」

    ディプロマ・ポリシー(DP)

    方針概要

    日本語日本文化学科の課程を修め、必修等の条件を満たした124単位を修得し、世界の中の日本という視点から、日本語や日本文化を深く理解し、国際社会の中での日本文化の意義を探求するための読解力、思考力、表現力を修得した有識社会人として、次の力を身に付けたものに対し学位を授与する。

    ①社会で必要とされる知識・技能

    日本語・日本文学・日本文化を考究するために、他者から学ぶ力である傾聴・受信力をもつことで豊かな人文学の知識を所有でき、さらに、ICT活用力などをもつことでその知識を分析、整理、統合する技能を駆使することができる。

    ②知識・技能を活用する思考力・判断力・表現力等の能力

    日本語・日本文学・日本文化をより深く理解するために企画・計画力をもち、クリティカル思考力を磨くことにより思考力を高め、コミュニケーション力やプレゼンテーション力をもって、他者に的確に表現することができる。

    ③主体性を持って多様な人間と協働し、学び続ける態度

    日本語・日本文学・日本文化を客観視し、自己理解力を深め、更にディスカッション力をもつことで、他者と協働して学ぶ態度ができ、さらに学んだことを生かして社会に貢献する姿勢をもつことができる。

    ④広い関心・自律的意欲

    日本語・日本文学・日本文化について、調査・情報収集力を身に付け、幅広い関心をもつことができ、かつ、関心をもつことに対しての自らの課題設定力を駆使し、その課題を深く探求しようとする自律的意欲をもつことができる。

    カリキュラム・ポリシー(CP)

    方針概要

    日本語日本文化学科では、ディプロマ・ポリシーに掲げた目標を達成するために、全学共通教育科目、人文学部共通教育科目、日本語日本文化学科専門教育科目を体系的に編成し、講義、演習、実習を適切に組み合わせた授業を実施し、教育評価を行う。科目間の関連や科目内容の難易度を表現するナンバリングを行うとともにカリキュラムマップによってカリキュラムの体系やコースの意味を明確にしている。

    本学科には、基礎能力の修得を基盤とする以下の3コースが設置されている。
    【言語分野コース】日本語について深く学修し、国語教員、日本語教師、司書、一般企業、大学院などの進路を目指す。
    【文学分野コース】日本文学について深く学修し、国語教員、日本語教師、司書、一般企業、大学院などの進路を目指す。
    【文化分野コース】日本文化について深く学修し、国語教員、日本語教師、司書、学芸員、一般企業、大学院などの進路を目指す。

    ①教育内容

    (1)日本語、日本文学、日本文化の3領域に関する幅広い知識・技能の修得のために、コース別に傾聴・受信力、ICT活用力が獲得できる科目を体系的に配置している。
    (2)日本語、日本文学、日本文化の3領域に関する思考力・判断力・表現力の修得のために、コース別に企画・計画力、クリティカル思考力およびコミュニケーション力、プレゼンテーション力が獲得できる科目を体系的に配置している。
    (3)日本語、日本文学、日本文化の幅広い知識を持った社会人として協働して学ぶ態度・社会に貢献する姿勢の修得のために、コース別にディスカッション力、自己理解力が獲得できる科目を体系的に配置している。
    (4)日本語、日本文学、日本文化の3領域に関する幅広い知識を持った社会人としての広い関心・自律的意欲を修得するために、コース別に課題設定力、調査・情報収集力が獲得できる科目を体系的に配置している。

    ②教育方法

    (5)各科目はディプロマ・ポリシーで定めた身に付けるべき力のうち、2つの力が付くような教育方法を実施する。
    (6)指導教授制を敷くとともに、学生カルテを活用して、各学科教員が問題を共有して、ディプロマ・ポリシーの実現を図る。
    (7)主体的に問題解決に取り組める力を育むため、アクティブラーニング(実践的活動を通しての学修)の要素を多く取り入れる。
    (8)少人数ゼミでのきめ細かな教育、手厚い個別指導を行う。

    ③教育評価

    (9)各科目で達成目標・到達点を明確にし、学生の伸びを評価する。
    (10)各科目で定めた、身に付けるべき力の達成度を評価し、未達成の部分は補充指導・強化する。
    (11)学期途中で形成的評価を行い、フィードバックし、学修・教え方の両面を調整する。
    (12)4年間の学修成果を卒業研究(アクティブラーニング)で行い、学科教員全体で評価し、ディプロマ・ポリシーが実現できたかどうかを判断する。

    アドミッション・ポリシー(AP)

    入学選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

    本学科は、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)および教育課程編成の方針(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を受けるために必要な、以下の「求める人間像」を備えた人を求めます。

    求める人間像 1

    (1)本学の建学の精神および基本理念を理解し、主体性を持って多様な人間と協働し、学び続ける意欲がある。

    求める人間像 2(知識・技能)

    (2)高等学校の教育内容を幅広く学修している。
    (3)日本語・日本文学・日本文化をはじめ人間や文化を学ぶために必要な基礎的な学力を有し、知識の応用力・論理的思考力などを身に付けている。

    求める人間像 3(思考力・判断力・表現力)

    (4)基礎学力を応用する力やものごとを論理的に思考する力を有している。
    (5)自分の考えを伝えるための表現力・コミュニケーション力を有している。

    求める人間像 4(主体性・多様性・協働性)

    (6)日本語・日本文学・日本文化をはじめ人間や文化に強い関心と高い学習意欲をもち、日本の言語や文化に関する深い知識と理解力を活かすことのできる領域を通して社会に貢献しようとする意欲がある

    高等学校段階までに身につけてほしいこと

    • 日本語・日本文学について学ぶための基礎学力として、高等学校における「国語総合」「国語表現」「現代文」の学習が強く望まれる。
    • 日本文化について学ぶための基礎学力として、高等学校における「日本史」「世界史」の学習が強く望まれる。
    • 知識の応用力・論理的思考力を身につけるために、読書を習慣化することが望まれる。

    一般選抜(前期入試、共通テスト利用方式、共通テストプラス方式、後期入試)

    上記の(3)、(4)を重視し、書類審査、個別筆記試験、大学入学共通テスト等によって選抜します。

    総合型選抜(ポートフォリオ入試、同窓生推薦入試、特別奨学生入試)

    上記の(1)、(3)~(6)を重視し、書類審査、ポートフォリオ審査、学力検査、小論文、講義・実習・演習、面接等によって選抜します。

    学校推薦型選抜(一般推薦入試、指定校推薦入試、併設校推薦入試、特技推薦入試)

    上記の(1)、(2)、(5)、(6)を重視し、書類審査、小論文、面接等によって選抜します。

    その他の選抜(特別選抜入試〔海外帰国子女・外国人留学生・社会人〕、編入学試験)

    上記の(1)、(3)~(6)を重視し、書類審査、小テスト、小論文、面接等によって選抜します。

    中部大学について