3つのポリシー 工学部 情報工学科

お知らせ

    ディプロマ・ポリシー(DP):「卒業認定・学位授与に関する基本的な方針」=「学部・学科が教育活動の成果として学生に保証する最低限の基本的な資質を記したもの」=「養成する人材像」

    カリキュラム・ポリシー(CP):「教育の実施に関する基本的な方針」=「DPを保証する体系性と整合性が担保されたカリキュラム」

    アドミッション・ポリシー(AP):「DP・CPに沿った学生募集の方針と入学者選抜の方法」

    ディプロマ・ポリシー(DP):「卒業認定・学位授与に関する基本的な方針」

    方針概要

    情報技術に関する専門知識の基礎と応用力、国際的な視野と教養、および語学力とコミュニケーション能力を身につけ、情報工学(情報通信、計算工学、メディア情報、知能情報)に関する幅広い知識と能力を修得した有能な情報技術者として、以下に示した力を身につけた者に対し学位を授与する。

    ①社会で必要とされる知識・技能

    情報技術者は「社会的に信頼性やセキュリティへの強い責任があること」、「高い倫理観が必要とされること」、および「様々な分野で情報技術が活用されること」を理解し、調査・情報収集力、課題設定力を獲得、情報技術を活用して具体的な問題に対処することができる。

    中部大学で身につく汎用力

    • 豊かな教養
    • 専門的知識・技能
    • 「中部大学で身につく汎用力」について
      本学では、建学の精神として「不言実行、あてになる人間」を掲げています。その基本理念(中部大学は、「不言実行、あてになる人間」を信条とし、豊かな教養、自立心と公益心、国際的な視野、専門的能力と実行力を備えた、信頼される人間を育成するとともに、優れた研究成果をあげ、保有する知的・物的資源を広く提供することにより、社会の発展に貢献します。)を踏まえ、「中部大学で身につく汎用力」(9つの能力で構成)を定めています。各科目においては、9つの能力のうち、それぞれ関連性の高い能力が紐づけられており、ディプロマ・ポリシー(DP)に掲げた目標を達成するために、体系的な科目編成がなされています。また、科目間の関連や科目内容の難易度を表す「科目ナンバリング」を行うとともに、「カリキュラム・マップ」、「カリキュラム・ツリー」によりその体系性を明らかにしています。

    ②知識・技能を活用する思考力・判断力・表現力等の能力

    (1)数学や自然科学の素養を活用する情報技術者として、コミュニケーションスキル、表現(プレゼンテーション)スキル、討論スキルを獲得し、国際社会に貢献することができる。
    (2)技術を総合的に活用できる技術者として、論理的思考力、傾聴スキル、計画立案スキルを 獲得し、課題の分析と具体化、システムの設計、実装とデバッグ、評価と改善を実行することができる。

    中部大学で身につく汎用力

    • (1)国際的な視野
    • (2)思考力

    ③主体性を持って多様な人間と協働し、学び続ける態度

    (1)自分自身の将来像(ビジョン)と目標(ゴール)に向かって自立した学習活動を行い、ビジョンとゴールに対して計画・実行・評価・改善を継続、成長し続けることで最新技術を問題解決に活用することができる。
    (2)国境を越えた地球規模の視野を持ち、世界における情報技術の動向・状況に目を向け、多種・多様なチームと協働することで、最先端の情報技術を適宜活用する能力を身につけ様々な問題に対処することができる。

    中部大学で身につく汎用力

    • (1)自立心
    • (1)学び続ける能力
    • (2)多様性
    • (2)国際的な視野
    • (2)協調性・協働性

    ④あてになる人間として実行する姿勢

    (1)チームの目標達成や成長に向けて自己の責任・役割を理解し、メンバーと協働することで目標達成に貢献することができる。(メンバーシップ)
    (2)チームの目標達成や成長に向けてメンバーの意識を高め、集団として成果を上げるためにチームを動かすことで目標達成に貢献することができる。(リーダーシップ)

    中部大学で身につく汎用力

    • (1)協調性・協働性
    • (1)(2)実行力

    カリキュラム・ポリシー(CP):「教育の実施に関する基本的な方針」

    方針概要

    情報工学科では、ディプロマ・ポリシーに掲げた目標を達成するために、全学共通教育科目、理工系教育圏教育科目、情報工学科専門教育科目を体系的に編成し、講義、演習、実習を適切に組み合わせた授業を実施することで教育評価を行う。科目間の関連や科目内容の難易度を表現するナンバリングを行うとともにカリキュラムマップ、カリキュラムツリーによってカリキュラムの体系を明確にしている。

    ①教育内容・編成方針

    (1)社会人としての素養を学ぶ全学共通教育科目、工学技術者として必要な素養を学ぶ理工系教育圏教育科目および情報工学の専門技術を学ぶ学科専門教育科目を配置している。また、理解の進展を考慮し、最初の2年間は基礎技術科目、3年次からは高度な応用力を身につける専門科目を配置、「専門的知識・技能」の修得を目指している。
    (2) 数学や物理を基礎として論理的な考え方を身につけ、新しいものを創り出す「思考力」と「学び続ける能力」を養うよう配慮、科目を配置している。
    (3) 講義で学修した知識を実験や演習で実践し、方法を考えて解決する経験を積むことができるカリキュラム構成としている。
    (4) グローバル化する世界で活躍できる人材を育成するために、「国際的な視野」と「豊かな教養」およびコミュニケーション能力を養う教育科目を配置している。

    ②教育方法

    (1)「あてになる情報技術者」育成に向け、講義科目においては演習を積極的に組込み、理論の着実な修得を図る。実験・演習科目においては具体的な課題を与えて「問題解決能力」の向上を図るとともに、メンバーとの協働作業を実施、「協調性・協働性」の向上を目指す。
    (2)学修ポートフォリオを活用して学科教員が問題を共有し、ディプロマ・ポリシーの実現を図る。
    (3)アクティブラーニングの要素を多く取り入れ、主体的な学びの力を伸ばす。

    ③教育評価

    (1)情報工学科で定めている学習・教育到達目標に対する評価方法および評価基準により評価、足りない部分は指導・強化を図る。
    (2)4年間の学修成果を卒業研究で実施し、学科教員全体で評価することでディプロマ・ポリシーに定めた能力が修得されているかを判断する。

    アドミッション・ポリシー(AP)

    2025年度入学対象のアドミッション・ポリシーは準備中です。

    中部大学について