3つのポリシー 生命健康科学部 理学療法学科

お知らせ

    ディプロマ・ポリシー(DP):「卒業認定・学位授与に関する基本的な方針」=「学部・学科が教育活動の成果として学生に保証する最低限の基本的な資質を記したもの」=「養成する人材像」

    カリキュラム・ポリシー(CP):「教育の実施に関する基本的な方針」=「DPを保証する体系性と整合性が担保されたカリキュラム」

    アドミッション・ポリシー(AP):「DP・CPに沿った学生募集の方針と入学者選抜の方法」

    ディプロマ・ポリシー(DP):「卒業認定・学位授与に関する基本的な方針」

    方針概要

    専門性と社会性を兼ね備えた人間力豊かな専門職業人の理学療法士をめざすものとして、理学療法学科の課程を修め、以下に示した力を身につけた者に対し学位を授与する。

    ①社会で必要とされる知識・技能

    理学療法士として現代の疾病・障がいに対応できる専門的かつ最新の知識・技術を活用できる。同時に医療・介護・保健の専門家としてのみならず、基本的態度と地域から国際にいたる広い視点からの幅広い教養も身につけ、社会・組織の中で円滑に活動できる。

    中部大学で身につく汎用力

    • 豊かな教養
    • 専門的知識・技能
    • 国際的な視野
    • 「中部大学で身につく汎用力」について
      本学では、建学の精神として「不言実行、あてになる人間」を掲げています。その基本理念(中部大学は、「不言実行、あてになる人間」を信条とし、豊かな教養、自立心と公益心、国際的な視野、専門的能力と実行力を備えた、信頼される人間を育成するとともに、優れた研究成果をあげ、保有する知的・物的資源を広く提供することにより、社会の発展に貢献します。)を踏まえ、「中部大学で身につく汎用力」(9つの能力で構成)を定めています。各科目においては、9つの能力のうち、それぞれ関連性の高い能力が紐づけられており、ディプロマ・ポリシー(DP)に掲げた目標を達成するために、体系的な科目編成がなされています。また、科目間の関連や科目内容の難易度を表す「科目ナンバリング」を行うとともに、「カリキュラム・マップ」、「カリキュラム・ツリー」によりその体系性を明らかにしています。

    ②知識・技能を活用する思考力・判断力・表現力等の能力

    (1)疾病・障がい、それらに伴う心身機能低下に関する基本的知識をもとに問題点を推論できる。そして科学的根拠に基づいた専門的知識・技能をもって理学療法を実施できる。
    (2)チーム医療の中で得られる情報から問題点を総合的に判断し、自身の考えを患者やチーム内で説明でき、実際に行動に移すことができる。その際、ICT能力も駆使して様々なデータを有効活用できる。
    (3)患者やその家族の尊厳を尊重し、医療者として適切な表現により医療側の方針に関する理解を得ることができる。

    中部大学で身につく汎用力

    • (1)専門的知識・技能
    • (1)(2)思考力
    • (1)(2)実行力
    • (2)(3)協調性・協働性
    • (3)多様性

    ③主体性を持って多様な人間と協働し、学び続ける態度

    (1)専門職業人としての自覚を持ち、常に疑問点を解決する力、根拠に基づく新しい知識・技術を身につける努力を主体的に継続できる。
    (2)保健・医療・福祉の諸制度を総合的に理解し、他職種との協働精神をもって患者及びその家族、関係者に向き合うことができる。また、関係者との会話・討論を通してチームの方向性を示すリーダー的役割を担うことができる。
    (3)健康増進・予防の場においては、対象者の声を傾聴し多様な価値観も共感して、身体的・心理的・社会的な支えとなることができる。

    中部大学で身につく汎用力

    • (1) 自立心
    • (1)学び続ける能力
    • (1)(2)専門的知識・技能
    • (2)(3)多様性
    • (2)(3)協調性・協働性

    ④あてになる人間として実行する姿勢

    (1)総合大学の利点を生かした幅広い視野からの教養と専門知識を学ぶ学習習慣を継続し、社会的な医療ニーズに対応できる専門職業人として自らを高めることができる。
    (2)思いやりや基本的な礼儀・マナーを備え、「主体的に行動できる力」「疑問を持ち論理的に考える力」「多様な人々と良好なコミュニケーションを取り協働できる力」を備えた社会性を持ち続けることができる。

    中部大学で身につく汎用力

    • (1)学び続ける能力
    • (1)自立心
    • (1)(2)実行力
    • (2)思考力
    • (2)協調性・協働性

    カリキュラム・ポリシー(CP):「教育の実施に関する基本的な方針」

    方針概要

    理学療法学科では、ディプロマ・ポリシーに掲げた目標を達成するために、全学共通教育科目、学部共通科目、生命健康科学基盤科目、理学療法学科・作業療法学科共通専門基礎科目、学科専門科目を体系的に編成し、講義、演習、実習を適切に組み合わせた授業を実施し、教育評価を行う。科目間の関連や科目内容の難易度を表現するナンバリングを行うとともに、カリキュラムマップ、カリキュラムツリーによってカリキュラムの体系を明確にしている。

    ①教育内容・編成方針

    (1)学修の基礎となる全学共通教育科目の履修により、国際的な視野を広げ、多様な知識・技能を修得するのみならず、社会人に求められる豊かな教養や社会への適応性を培うための様々な基本的能力を幅広く修得することができるようにしている。
    (2)医療人として必要となる専門的知識、技能を修得し、思考力、学び続ける能力を身に付け、常に最新医療に必要な知識・技能の向上ができるように学部共通科目、生命健康科学基盤科目および理学療法学科・作業療法学科共通専門基礎科目を体系的に配置している。
    (3)チーム医療の中で得られる情報を総合的に考察・判断し、実際に行動計画に移すことができるように、学科専門科目の中に多様かつ段階的な講義・演習・実習を配置している。ICT能力も駆使して様々なデータを有効活用できるようにしている。
    (4)医療関係者、患者およびその家族と良好なコミュニケーションを取り、自身の考えも発信しつつ、異なる考え方・多様性を尊重し協調・協働しながら実行できるように、各種臨床実習を段階的に組んでいる。

    ②教育方法

    (1)各科目について、医療人として必要な専門的知識・技能、思考力、および多様性や協調性・協働性を身に付けられるようにシラバスにその内容を明記、初回授業においても、その内容を具体的に説明し、その説明に沿って授業を展開する。
    (2)主体的かつ自立的な学びの力を伸ばすために、ICTの活用を図りつつ、授業前の予習と授業後の復習の実行を指導することにより、実践(アクティブラーニング)の習慣化を目指す。
    (3)定期的な個人面談を実施し、学年進行に即した個人目標、上記アクティブラーニングの習慣化が進んでいることを確認する。さらに、学科教員が個々の学生の問題点を共有し、ディプロマ・ポリシーの実現を図る。

    ③教育評価

    (1)学期ごとに各科目において、学生がその達成目標に到達できたか否かを明確にし、個々の学生の学修的進歩を評価する。
    (2)各科目に指定された到達目標を学修したことを確認したうえで、医療人として必要な知識、技術がどの程度達成できているかを各時点で評価し、不足する部分は指導教員と授業担当教員が恊働で指導・強化する。
    (3)各科目で得られた専門的知識・技能を統合・整理できる能力が修得できたか否かを臨床総合実習、卒業研究の達成度で評価し、教員全体でディプロマ・ポリシーに定めた能力が修得されているかを判断する。

    アドミッション・ポリシー(AP)

    2025年度入学対象のアドミッション・ポリシーは準備中です。

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