3つのポリシー 人文学部 歴史地理学科

お知らせ

    ディプロマ・ポリシー(DP):「卒業認定・学位授与に関する基本的な方針」=「学部・学科が教育活動の成果として学生に保証する最低限の基本的な資質を記したもの」=「養成する人材像」

    カリキュラム・ポリシー(CP):「教育の実施に関する基本的な方針」=「DPを保証する体系性と整合性が担保されたカリキュラム」

    アドミッション・ポリシー(AP):「DP・CPに沿った学生募集の方針と入学者選抜の方法」

    ディプロマ・ポリシー(DP):「卒業認定・学位授与に関する基本的な方針」

    方針概要

    人間や文化を探究する自発性や創造性、豊かな教養をもった品位ある人格をもち、あらゆる事象や問題を歴史的経緯と地理的視野をあわせて総合的に考察し、現代を生きぬくために必要な深い洞察力と見識を身につけた者に対し学位を授与する。

    ①社会で必要とされる知識・技能

    他者から学ぶ柔軟な傾聴・受信力をもって、歴史的経緯と地理的視野から、日本や世界の現在および過去の様々な事象や問題についての専門的な知識を身につけ、多様な考え方があることの有用性を社会に示すとともに、ICTを活用してその知識や考え方を分断、整理、統合する技術を駆使することができる。

    中部大学で身につく汎用力

    • 豊かな教養
    • 専門的知識・技能
    • 国際的な視野
    • 多様性
    • 「中部大学で身につく汎用力」について
      本学では、建学の精神として「不言実行、あてになる人間」を掲げています。その基本理念(中部大学は、「不言実行、あてになる人間」を信条とし、豊かな教養、自立心と公益心、国際的な視野、専門的能力と実行力を備えた、信頼される人間を育成するとともに、優れた研究成果をあげ、保有する知的・物的資源を広く提供することにより、社会の発展に貢献します。)を踏まえ、「中部大学で身につく汎用力」(9つの能力で構成)を定めています。各科目においては、9つの能力のうち、それぞれ関連性の高い能力が紐づけられており、ディプロマ・ポリシー(DP)に掲げた目標を達成するために、体系的な科目編成がなされています。また、科目間の関連や科目内容の難易度を表す「科目ナンバリング」を行うとともに、「カリキュラム・マップ」、「カリキュラム・ツリー」によりその体系性を明らかにしています。

    ②知識・技能を活用する思考力・判断力・表現力等の能力

    日本や世界の現在および過去の様々な事象や問題について、歴史的経緯と地理的視野から、固定観念にとらわれず幅広く柔軟に考える姿勢や調査・分析する思考力・判断力を身につけ、高い表現力をもってその成果を社会に提供することができる。

    中部大学で身につく汎用力

    • 専門的知識・技能
    • 国際的な視野
    • 多様性
    • 思考力

    ③主体性を持って多様な人間と協働し、学び続ける態度

    (1)歴史的経緯と地理的視野から、現在および過去の様々な事象や問題を客観的に把握し、深く自己を理解しつつ、適切なディスカッションを通じて他者と協働し、社会に貢献する姿勢をもつことができる。
    (2)各地域の現在および過去のあらゆる事象に広く関心をもち、歴史的経緯や地理的視野に即して自ら探究できる課題を設定し、調査・情報収集する能力を身につけ、その課題を解決するための意欲を継続的にもつことができる。

    中部大学で身につく汎用力

    • (1)(2)豊かな教養
    • (2)学び続ける能力
    • (2)自立心
    • (1)(2)多様性
    • (1)(2)思考力
    • (1)協調性・協働性

    ④あてになる人間として実行する姿勢

    各地域の現在および過去のあらゆる事象に広く関心をもち、歴史的経緯や地理的視野に即して、自ら探究し、現代社会の様々な課題の解決・改善に向けて実行することができる。

    中部大学で身につく汎用力

    • 実行力

    カリキュラム・ポリシー(CP):「教育の実施に関する基本的な方針」

    方針概要

    歴史地理学科では、ディプロマ・ポリシーに掲げた目標を達成するために、全学共通教育科目、人文学部共通教育科目、歴史地理学科専門教育科目を体系的に編成し、講義、演習、実習を適切に組み合わせた授業を実施し、教育評価を行う。科目間の関連や科目内容の難易度を表現するナンバリングを行うとともにカリキュラムマップによってカリキュラムの体系やコースの意味を明確にしている。
    本学科では、以下の2つの教育内容のコースを配置している:
    【歴史学コース】歴史学と地理学を共に学び、歴史学を専門的に学修する。
    【地理学コース】歴史学と地理学を共に学び、地理学を専門的に学修する。

    ①教育内容・編成方針

    (1)現代社会の事象や問題を歴史学的、地理学的視点から考察し、様々な文章及び史資料から情報を読み取る知識・技能を修得するために、コース別に豊かな教養、専門的知識・技能、国際的な視野、多様性が獲得できる科目を体系的に配置している。
    (2)現代社会の事象や問題を歴史学的、地理学的視点から考察し、解決方法を示す思考力・判断力・表現力を修得するために、コース別に思考力が獲得できる科目を体系的に配置している。
    (3)史資料の保存・活用や地域の状況把握・活性化などの諸活動に関心をもち、様々な問題を解決する社会人として協働して学ぶ態度・社会に貢献する姿勢の修得のために、コース別に学び続ける能力、協調性・協働性(公益心)が獲得できる科目を体系的に配置している。
    (4)歴史学的・地理学的センスを身につけた社会人としての広い関心・自律的意欲を修得するために、コース別に自立心、実行力が獲得できる科目を体系的に配置している。

    ②教育方法

    (1)指導教授制を敷くとともに、学修ポートフォリオを活用して、各学科教員が問題を共有して、ディプロマ・ポリシーの実現を図る。
    (2)主体的に問題解決に取り組める力を育むため、アクティブラーニング(実践的活動を通しての学修)の要素を多く取り入れる。特に、フィールドワークや史料読解の演習では、その要素を重視する。
    (3)少人数ゼミで、きめ細やかな教育、手厚い個別指導を行う。

    ③教育評価

    (1)各科目で定めた、身に付けるべき力の達成度を評価し、未達成の部分は補充指導・強化する。
    (2)学科途中で適宜、評価を行い、学生にフィードバックする。
    (3)4年間の学修成果の集大成として卒業研究を行い、ディプロマ・ポリシーに定めた能力が修得されているかを判断する。

    アドミッション・ポリシー(AP)

    2025年度入学対象のアドミッション・ポリシーは準備中です。

    中部大学について