3つのポリシー 人文学部 メディア情報社会学科

お知らせ

    ディプロマ・ポリシー(DP):「卒業認定・学位授与に関する基本的な方針」=「学部・学科が教育活動の成果として学生に保証する最低限の基本的な資質を記したもの」=「養成する人材像」

    カリキュラム・ポリシー(CP):「教育の実施に関する基本的な方針」=「DPを保証する体系性と整合性が担保されたカリキュラム」

    アドミッション・ポリシー(AP):「DP・CPに沿った学生募集の方針と入学者選抜の方法」

    ディプロマ・ポリシー(DP):「卒業認定・学位授与に関する基本的な方針」

    方針概要

    情報が溢れかえる現代社会にあって、地域社会にとって次代に残す価値のあるメディア情報(=知=コンテンツ)を判断する視点を養い、収集・記録、デジタル化・蓄積、データサイエンス等により新たな意味や価値を付与した上で、受信者に適切な形で提供・発信する能力を身につけた者に対し学位を授与する。

    ①社会で必要とされる知識・技能

    豊かな教養をベースに、情報を取捨選択するキュレーションスキルや魅力的な情報提供のためのクリエーションセンスを伴う専門的知識を身につけ、メディア情報や情報社会を分析するための諸アプローチの技能を駆使することができる。

    中部大学で身につく汎用力

    • 豊かな教養
    • 専門的知識・技能
    • 自立心
    • 「中部大学で身につく汎用力」について
      本学では、建学の精神として「不言実行、あてになる人間」を掲げています。その基本理念(中部大学は、「不言実行、あてになる人間」を信条とし、豊かな教養、自立心と公益心、国際的な視野、専門的能力と実行力を備えた、信頼される人間を育成するとともに、優れた研究成果をあげ、保有する知的・物的資源を広く提供することにより、社会の発展に貢献します。)を踏まえ、「中部大学で身につく汎用力」(9つの能力で構成)を定めています。各科目においては、9つの能力のうち、それぞれ関連性の高い能力が紐づけられており、ディプロマ・ポリシー(DP)に掲げた目標を達成するために、体系的な科目編成がなされています。また、科目間の関連や科目内容の難易度を表す「科目ナンバリング」を行うとともに、「カリキュラム・マップ」、「カリキュラム・ツリー」によりその体系性を明らかにしています。

    ②知識・技能を活用する思考力・判断力・表現力等の能力

    高い企画・実行力と批判的に思考する能力で次世代に残すべき地域社会のメディア情報の価値を調査に基づき判断し、また情報を的確に表現する能力をもって責任ある情報発信を行うことができる。

    中部大学で身につく汎用力

    • 思考力
    • 実行力

    ③主体性を持って多様な人間と協働し、学び続ける態度

    自立し学び続ける能力をもって多様な他者とコミュニケーションをとり議論を通して協働することができ、優れたキュレーションスキルやクリエーションセンスをもとに、次世代に残すべき地域社会のメディア情報の蓄積と提供で社会に貢献する姿勢を持続的に持つことができる。

    中部大学で身につく汎用力

    • 学び続ける能力
    • 協調性・協働性
    • 多様性

    ④あてになる人間として実行する姿勢

    高い調査・情報収集力をもってグローバルな視点から様々なメディア情報に幅広く関心を抱き、高い課題設定力にもとづきメディア情報社会に関する課題を深く探究し、解決しようとする自律的意欲をもつことができる。

    中部大学で身につく汎用力

    • 国際的な視野
    • 学び続ける能力
    • 実行力

    カリキュラム・ポリシー(CP):「教育の実施に関する基本的な方針」

    方針概要

    メディア情報社会学科では、DPに掲げる目標を達成するために、全学共通教育科目、人文学部共通教育科目、メディア情報社会学科専門教育科目を体系的に編成し、講義、演習、実習を適切に組み合わせた授業を実施し評価を行う。科目間の関連や科目内容の難易度を表現するナンバリングを行うとともに、カリキュラムマップ、カリキュラムツリーによってカリキュラムの体系を明確にしている。本学科では、卒業後に目指す進路によって以下の2つのコースを履修モデルとして示して履修すべき科目を提示している。
    【情報社会コース】
    学芸員・司書・デジタルアーキビストなどの活動領域とデータサイエンス領域を包摂する総合的な高い情報キュレーションスキルを身につけた人材を育成する。
    【メディア情報コース】
    記録・発信の表現手法として、ドローン撮影やVR撮影を含む効果的な写真・動画・アニメーション・音響・ゲーム等の制作スキルを身につけた高いクリエーションセンスを身につけた人材を育成する。

    ①教育内容・編成方針

    (1) 情報キュレーションスキルとクリエーションセンスを養うための専門的知識、及び情報社会やメディア情報を分析する諸アプローチの技能の修得ができる科目を体系的に配置している。
    (2) 地域社会のメディア情報の価値を読み取れる思考力・判断力、及び的確な形で責任ある情報発信を行える表現力と自立心を修得できる科目を体系的に配置している。
    (3) 優れたキュレーションスキルやクリエーションセンスをもとに、次代に残すべき地域社会のメディア情報の蓄積と提供を多様な人々と協働して学ぶ態度や社会に貢献する公益心を修得できる科目を体系的に配置している。
    (4) 国際的な視野からの様々な情報に対する幅広い関心、及び地域社会のメディア情報の環境に関する課題を深く探究し、解決しようとする実行力と学び続ける能力の修得できる科目を体系的に配置している。

    ②教育方法

    (1) 指導教授制を敷くとともに、学修ポートフォリオを活用して、各学科教員が問題を共有して、DPの実現を図る。
    (2) 主体的に問題解決に取り組める力を育むため、アクティブラーニング(実践的活動を通しての学修)の要素を多く取り入れる。とりわけ、地域貢献に資するOJT(ON-THE-JOB-TRAINING)型プロジェクトを推進する科目においては、学内外の他者との実践的協働作業を多く取り入れる。

    ③教育評価

    (1) 各科目で定めた、身に付けるべき力の達成度を評価し、未達成の部分は補充指導・強化する。
    (2) 学期途中で適宜評価を行い学生にフィードバックする。
    (3) 4年間の学修の集大成として提出される卒業研究プロジェクトの活動記録ポートフォリオから、ディプロマ・ポリシーに定めた能力が修得されているかを学科共通のルーブリック評価によって判断する。

    アドミッション・ポリシー(AP)

    卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)および教育課程編成の方針(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を受けるために必要な、以下の「求める人間像」を備えた人を求めます。

    求める人間像 1

    (1)本学の建学の精神および基本理念を理解するとともに、主体性を持って多様な人間と協働し、メディア・情報・地域社会をはじめ、人間や文化に関して学び続ける意欲がある。

    求める人間像2(知識・技能)

    (2)高等学校の教育内容を幅広く学修している。
    (3)メディア・情報・地域社会をはじめ、人間や文化を学ぶための基礎的な学力を有している。

    求める人間像3(思考力・判断力・表現力)

    (4)基礎学力を応用する力やものごとを論理的に思考する力を有している。
    (5)自分の考えを伝えるための表現力・コミュニケーション力を有している。

    求める人間像4(主体性・多様性・協働性)

    (6)メディア情報・地域社会をはじめ人間や文化に強い関心と高い学習意欲をもち、高度なキュレーションスキルとクリエーションセンスを活かすことのできる領域を通して、末長く社会に貢献する意欲がある。

    身につけておくと望ましいこと

    メディアの影響について考える姿勢を身につけておくことが望まれる。筋道の立った文章を書くための文章力を身につけておくことが望まれる。他者に自分の考えを表明できるコミュニケーション能力を身につけておくことが望まれる。社会の中の出来事に関心をもつ姿勢を身につけておくことが望まれる。インターネット上の情報の真偽について考える習慣を身につけておくことが望まれる。


    一般選抜(前期入試、共通テスト利用方式、共通テストプラス方式、後期入試)

    上記の(3)、(4)を重視し、書類審査、個別筆記試験、大学入学共通テスト等によって選抜します。

    総合型選抜(ポートフォリオ入試、同窓生推薦入試、特別奨学生入試)

    上記の(1)、(3)~(6)を重視し、書類審査、ポートフォリオ審査、学力検査、小論文、講義・実習・演習、面接等によって選抜します。

    学校推薦型選抜(一般推薦入試、指定校推薦入試、併設校推薦入試、特技推薦入試)

    上記の(1)、(2)、(5)、(6)を重視し、書類審査、小論文、面接等によって選抜します。

    その他の選抜(特別選抜入試〔海外帰国子女・外国人留学生・社会人〕、編入学試験)

    上記の(1)、(3)~(6)を重視し、書類審査、小テスト、小論文、面接等によって選抜します。

    中部大学について