3つのポリシー 大学院 工学研究科 宇宙航空理工学専攻(博士前期・後期課程)

お知らせ

    ディプロマ・ポリシー(DP):「修了認定・学位授与に関する基本的な方針」=「研究科・専攻が教育活動の成果として学生に保証する最低限の基本的な資質を記したもの」=「養成する人材像」

    カリキュラム・ポリシー(CP):「教育の実施に関する基本的な方針」=「DPを保証する体系性と整合性が担保されたカリキュラム」

    アドミッション・ポリシー(AP):「DP・CPに沿った学生募集の方針」

    ディプロマ・ポリシー(DP)

    Ⅰ.学則に定めた教育研究上の目的および学生便覧に掲げた学修教育目標のもとで以下能力を備えた人間を養成する。

    博士前期課程

    学則に定めた教育研究上の目的及び専攻の学修教育目標のもとで以下の能力を備え、地域社会はもとより国際社会において幅広く柔軟に活躍できる高度な技術者の育成。

    1. 宇宙航空理工学に係わる高度な専門知識・技術を修得し、研究技術開発においてプロジェクトをリードできる実践力を身に付けている。
    2. 技術者としての倫理観と幅広い総合的な視野・学識を有し、豊かで深い人間性を備えている。
    3. 問題を分析し、課題を設定でき、実現可能な解を見出すことができる。
    4. 先進技術とその基礎原理を理解し、工学的技術を維持発展させることができる。
    5. 国際化・グローバル化に対応したコミュニケーション能力を有している。

    博士後期課程

    学則に定めた教育研究上の目的及び専攻の学修教育目標のもとで以下の能力を備え、人々の福祉と幸福の向上に貢献できる最高度の技術者、研究者および教育者の育成。

    1. 宇宙航空理工学に係わる最高度な専門知識・技術を修得し、新たな研究技術開発を可能にする実践力を身に付けている。
    2. 技術者としての倫理観と幅広い学術分野での高い見識を有し、豊かで深い人間性とリーダーシップを身につけている。
    3. 最高度の問題分析・発見能力と問題解決能力を修得している。
    4. 先進理論・技術を身に付け、新たな工学的技術とその基礎原理を創造的に発展させることができる。
    5. 国際化・グローバル化に対応したコミュニケーション能力を有し、学術的・技術的な国際交流の発展に貢献できる。

    Ⅱ.Ⅰの能力を備えて修了することを保証するための審査とその基準

    宇宙航空理工学専攻の教育研究上の目的に基づく学修教育目標の達成を修了生に保証するため、達成度を以下の方針で総合的かつ客観的に評価した上で学位を授与する。

    博士前期課程

    学修教育目標を総合的に達成する学修要件を満たし、宇宙航空理工学に係わる専門的研究内容に基づく修士論文の審査に合格するとともに、以下1~3を身に付けた高度な技術者として、幅広い社会貢献ができる能力を有すると認められる者に修士(工学)の学位を授与する。

    1. 宇宙航空理工学に係わる課題とその解決法を見出し、創造的な研究開発を行うことができる。
    2. 宇宙航空理工学分野の専門的知識と技術を修得した研究者・技術者として学界・産業界に貢献できる。
    3. 豊かな人間性を身に付け、組織・集団における役割を自覚して社会貢献できる。

    博士後期課程

    学修教育目標を総合的に達成する学修要件を満たし、宇宙航空理工学に係わる最高度の専門的研究内容に基づく博士論文の審査に合格するとともに、以下1~3を身に付けた最高度な技術者、研究者および教育者として、専門分野の発展に貢献できる能力を有すると認められる者に博士(工学)の学位を授与する。

    1. 宇宙航空理工学に係わる課題とその解決法を自ら見出し、その解決に最適な方法を用いて、創造的な研究開発を行うことができる。
    2. 宇宙航空理工学分野の最高度の専門的知識と技術を修得した研究者・技術者として学界・産業界に貢献できる。
    3. 豊かな人間性を身に付け、組織・集団においてリーダーシップを発揮し、社会貢献できる。

    カリキュラム・ポリシー(CP)

    学修教育目標およびDPのもとで必要な教育カリキュラムの基本

    博士前期課程

    宇宙航空理工学専攻の教育研究上の目的に基づく学修教育目標並びにそれに関わるDPに鑑み、自律的な創造力、実践能力の開発、論理的な思考法の修得、倫理的、自発的な行動力、社会的ニーズに対応する総合的な視野の涵養を図ると共に、学生の資質に応じた教育を実施するため、以下の方針に従ってカリキュラムを編成する。

    1. 本専攻のベースとなる基礎科目と材料・構造、空力・推進及び制御・情報各分野の専門科目
    2. 幅広い総合的な視野・学識や英語力を修得する工学研究科共通科目
    3. 実践能力、論理的思考力、課題の発見・解決力、表現力を修得する各分野のセミナー及び特別研究

    博士後期課程

    博士後期課程では、博士前期課程(修士課程)との一貫した学位プログラムを考慮し、以下の方針に従ってカリキュラムを編成する。

    1. ゼミ形式等による博士論文に関わる学修・研究科目
    2. 航空宇宙理工学に関する先端的な専門知識、技術、国際的な対応力、創造的実践力及び複眼的な思考法を学修する科目

    アドミッション・ポリシー(AP)

    工学研究科の基本的な入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)として、自然科学、工学の基礎的な科目を理解しているとともに、本専攻において更に高度で学際的な分野の学問の修得と関連の技術開発や将来の課題発掘とその解決に意欲と情熱を持って取り組むことができる人材を期待している。

    博士前期課程

    宇宙航空理工学専攻の教育研究上の目的に基づく学修教育目標と、DPを達成するためのCPのもとで学修できる以下の資質を備えた人物の入学を求める。

    1. 宇宙航空理工学分野の専門的知識と技術を修得するために必要な語学、数学、物理学、専門領域の基礎的知識を有している。
    2. 宇宙航空理工学に関心を持ち、勤勉で、礼儀正しく、責任感があり、獲得した知識を社会に活かしたいという情熱を有している。
    3. 本専攻の教育理念に共感し、本専攻で学びたいという意欲を有している。

    博士後期課程

    1. 宇宙航空理工学分野の最高度の専門的知識と技術を修得するために必要な語学、数学、物理学、専門領域の基礎的知識や技能を有している。
    2. 研究技術開発において、自ら課題を設定し、その解決法を見いだし、その内容や結果を的確に説明できる能力を有している。
    3. 宇宙航空理工学に関心を持ち、勤勉で、礼儀正しく、責任感があり、獲得した最高度の知識・技能により学界・産業界をリードしたいという強い情熱を有している。
    4. 国際化・グローバル化に対応したコミュニケーション能力を有し、学術的・技術的な国際交流の発展に貢献したいという強い意欲を有している。

    中部大学について