ディプロマ・ポリシー（DP）：「修了認定・学位授与に関する基本的な方針」＝「研究科・専攻が教育活動の成果として学生に保証する最低限の基本的な資質を記したもの」＝「養成する人材像」
カリキュラム・ポリシー（CP）：「教育の実施に関する基本的な方針」＝「DPを保証する体系性と整合性が担保されたカリキュラム」
アドミッション・ポリシー（AP）：「DP・CPに沿った学生募集の方針」
ディプロマ・ポリシー（DP）
Ⅰ．学則に定めた教育研究上の目的および学生便覧に掲げた学修教育目標のもとで以下能力を備えた人間を養成する。
博士前期課程
以下の能力を備え、地域社会はもとより国際社会で幅広く柔軟に活躍できる専門職業人の育成。
- 経営学・会計学・情報科学に関する学識・技術を身に付けている。
- 幅広い総合的な視野・学識を有し、豊かで深い人間性を備えている。
- 高度な実践能力を有し、企業や組織においてリーダーシップをとることができる。
博士後期課程
以下の能力を備え、人々の福祉と幸福の向上に貢献できる教育者、研究者となる人間を育成する。
- 幅広い学術分野での高い見識を有し、豊かで深い人間性とリーダーシップを身に付けている。
- 最高度の専門知識・技術を修得し、新たな研究開発を可能にする実践力を身に付けている。
- 国際化・グローバル化に対応したコミュニケーション能力を有し、学術的・技術的な国際交流の発展に貢献できる。
Ⅱ．Ⅰの能力を備えて卒業することを保証するための審査と審査の基準
博士前期課程
学修教育目標を総合的に達成する学修要件を満たし、以下1～3の内容を有する修士論文の審査に合格するとともに、高度な実践家として幅広い社会貢献ができる能力を身に付けた者に修士の学位を授与する。
- 研究の背景、目的が明確で有意義である。
- 研究の内容や手法に一定の新規性と創意工夫があり、適切な取組みがなされている。
- 研究の成果は、社会に発信できる信頼性、有益性を有している。
博士後期課程
学修教育目標を総合的に達成する学修要件を満たし、以下1～4の内容を有する博士論文の審査に合格するとともに、最高度な研究者および教育者として専門分野の発展に貢献できる能力を身に付けた者に、博士（経営情報学）の学位を授与する。
- 研究の背景、目的が明確で社会的な意義が大きい。
- 研究内容や手法に新規性、独創性、発展性があり、研究方法や表現において適切な取組みがなされている。
- 論証が妥当であり、文献調査が的確になされている。
- 研究成果は、客観的評価を受けた学術的成果を含み、社会に発信し貢献できる優れた有益性を有している。
カリキュラム・ポリシー（CP）
学修教育目標およびDPのもとで必要な教育カリキュラムの基本
博士前期課程
以下科目をバランス良く配置し、学修教育目標とDPの総合的な達成を図るカリキュラムとする。
- 経営情報学分野に共通する専門知識と技術を学修する基礎科目
- 情報技術を中心に学ぶ、インフォメーション科目
- 会計関連を学修する、アカウンティング科目
- ビジネスに関する基本原理を学修する、ビジネス・マネジメント科目
- ゼミ形式等による修士論文に関わる学修・研究科目
博士後期課程
以下科目を設定し、学修教育目標とDPの総合的な達成を図るカリキュラムとする。
- ゼミ形式等による博士論文に関わる学修・研究科目
- 先端的な専門知識、技術、国際的な対応力、創造的実践力、ならびに複眼的な思考法を学修する科目
アドミッション・ポリシー（AP）
学修教育目標、DPおよびCPのもとで入学者に求める基本的な資質
博士前期課程
- 進取の気質に富み、使命感および倫理観を持って物事に取り組む意思と覇気を備える。
- 専門分野の技術と基礎原理に関して知的好奇心が旺盛で意欲的に学ぶことができる。
- 専門分野の学修・研究活動に対し、積極的に取り組む志とリーダーシップを備えている。
- グローバルな視点から物事を考え、国際的な対応力を涵養する志を持つ。
- 広い視野で柔軟に物事を捉え、人間や社会に関する豊かな教養を身に付け、社会の発展に貢献する志を持つ。
博士後期課程
- 進取の気質に富み、研究者、教育者としての使命感および倫理観を持って物事に取組むことができる。
- 専門分野の技術と基礎原理に関して、その創造的発展に意欲的に取組むことができる。
- 専門分野の学修・研究活動において、グローバルな視点とともに、リーダーシップと国際的な対応力を備えている。
- 広い視野で柔軟に物事を捉え、人間や社会に関する豊かな教養と社会の発展に貢献し得る資質を備えている。