ディプロマ・ポリシー（DP）：「修了認定・学位授与に関する基本的な方針」＝「研究科・専攻が教育活動の成果として学生に保証する最低限の基本的な資質を記したもの」＝「養成する人材像」
カリキュラム・ポリシー（CP）：教育の実施に関する基本的な方針」＝「DPを保証する体系性と整合性が担保されたカリキュラム」
アドミッション・ポリシー（AP）：「DP・CPに沿った学生募集の方針」
ディプロマ・ポリシー（DP）
Ⅰ．学則に定めた教育研究上の目的および学生便覧に掲げた学修教育目標のもとで以下能力を備えた人間を養成する。
幼児教育（保育）や学校教育機関でミドルリーダーとして活躍できる高度な専門職業人の育成。
- 教育学・保育学、教育心理学、教科教育学領域に関する学識・技術を身に付けている。
- 幅広い総合的な視野・学識を有し、グローバル化に対応できる的確な判断力を身に付けている。
- 学び続けることができ、教育・保育現場でリーダーシップを取ることができる。
Ⅱ．Ⅰの能力を備えて卒業することを保証するための審査と審査の基準
修士課程において作成された修士論文が、以下1～4の内容に照らし合わせて十分条件を満足していること。
- 研究の背景、目的と意義が明確であり有意義であること。
- 研究の独創性が認められ、解決方法が適切であること。
- 研究手法の創意工夫が認められる。
- 研究成果が有意義であること。
カリキュラム・ポリシー（CP）
学修教育目標およびDPのもとで必要な教育カリキュラムの基本
教育学研究科 教育学専攻の教育研究上の目的に基づく学修教育目標ならびにそれに関わるディプロマ・ポリシーに鑑み、教育・保育に関わる種々の課題を理論と実践の両面から思考し、また実践できる能力を養うため、以下の方針に沿ってカリキュラムを編成する。
- 教育方法学研究、幼児教育学研究、教育心理学研究、障害者（児）心理学研究、国語教育研究、体育・健康教育学研究などの基幹科目。
- 教育史学特論、社会心理学特論、発達障害児支援特論、教育マネジメント特論などの専門科目。
- 教育学特別研究を中心にした修士論文指導。
アドミッション・ポリシー（AP）
学修教育目標、DPおよびCPのもとで入学者に求める基本的な資質
教育学研究科 教育学専攻の教育研究上の目的に基づく学修教育目標とディプロマ・ポリシーを達成するためのカリキュラム・ポリシーのもとで学修できる以下の資質を備えた人物の入学を求める。
- 教育学、保育学、教育心理学、社会心理学、障害児心理学、国語、算数、理科、社会、体育などの教科教育学特論に対して関心があり、専門知識の修得と実践的指導力の向上に意欲的である。
- 小学校専修免許状取得を目指すもの。
- 教育・保育現場で働きながら、リーダーとしての実践的指導力の向上を目指すもの。