ディプロマ・ポリシー（DP）：「卒業認定・学位授与に関する基本的な方針」＝「学部・学科が教育活動の成果として学生に保証する最低限の基本的な資質を記したもの」＝「養成する人材像」
カリキュラム・ポリシー（CP）：「教育の実施に関する基本的な方針」＝「DPを保証する体系性と整合性が担保されたカリキュラム」
アドミッション・ポリシー（AP）：「DP・CPに沿った学生募集の方針と入学者選抜の方法」
ディプロマ・ポリシー（DP）：「卒業認定・学位授与に関する基本的な方針」
方針概要
世界の中の日本という視点から、日本語や日本文学、日本文化を深く理解し、国際社会の中でのそれらの意義を探求するための読解力、思考力、表現力を修得した有識社会人として、次の力を身につけた者に対し学位を授与する。
①社会で必要とされる知識・技能
（1）他者から学ぶ傾聴・受信力をもち、自律的学習活動を実践するとともに、日本語・日本文学・日本文化に関する豊かな教養を身につけることにより、知性と感性をもって物事を判断をすることができる。
（2）ICTを活用し、日本語・日本文学・日本文化に関する専門的知識に基づいた分析ができる。
中部大学で身につく汎用力※
- （1）自立心
- （1）豊かな教養
- （2）専門的知識・技能
- 「中部大学で身につく汎用力」について
本学では、建学の精神として「不言実行、あてになる人間」を掲げています。その基本理念（中部大学は、「不言実行、あてになる人間」を信条とし、豊かな教養、自立心と公益心、国際的な視野、専門的能力と実行力を備えた、信頼される人間を育成するとともに、優れた研究成果をあげ、保有する知的・物的資源を広く提供することにより、社会の発展に貢献します。）を踏まえ、「中部大学で身につく汎用力」（9つの能力で構成）を定めています。各科目においては、9つの能力のうち、それぞれ関連性の高い能力が紐づけられており、ディプロマ・ポリシー（DP）に掲げた目標を達成するために、体系的な科目編成がなされています。また、科目間の関連や科目内容の難易度を表す「科目ナンバリング」を行うとともに、「カリキュラム・マップ」、「カリキュラム・ツリー」によりその体系性を明らかにしています。
②知識・技能を活用する思考力・判断力・表現力等の能力
（1）日本語・日本文学・日本文化に関する専門的知識を活用するための思考力を高め、客観的、論理的に物事を判断することができる。
（2）国内外における日本事情に関する情報の真偽を判断し、自ら積極的に情報を発信することができる。
中部大学で身につく汎用力
- （1）（2）思考力
- （1）（2）実行力
- （2）国際的な視野
③主体性を持って多様な人間と協働し、学び続ける態度
様々な視点から日本語・日本文学・日本文化に関する価値観を理解し、社会における諸問題の解決、改善に貢献できるように、多様な人々と協働し、学び続けることができる。
中部大学で身につく汎用力
- 多様性
- 協調性・協働性
- 学び続ける能力
- 国際的な視野
④あてになる人間として実行する姿勢
日本語・日本文学・日本文化に関する専門的な学識を身につけた者としての自覚をもち、様々な問題に真摯に向きあい、社会的責任を果たすことができる。
中部大学で身につく汎用力
- 専門的知識・技能
- 実行力
カリキュラム・ポリシー（CP）：「教育の実施に関する基本的な方針」
方針概要
日本語日本文化学科では、ディプロマ・ポリシーに掲げた目標を達成するために、全学共通教育科目、人文学部共通教育科目、日本語日本文化学科専門教育科目を体系的に編成し、講義、演習、実習を適切に組み合わせた授業を実施し、教育評価を行う。科目間の関連や科目内容の難易度を表現するナンバリングを行うとともに、カリキュラムマップ、カリキュラムツリーによってカリキュラムの体系を明確にしている。
本学科では、基礎能力の修得を基盤とする以下の3コースが設置されている。
【言語コース】日本語について深く学修し、国語教員、日本語教師、司書、一般企業、大学院などの進路を目指す。
【文学コース】日本文学について深く学修し、国語教員、日本語教師、司書、一般企業、大学院などの進路を目指す。
【文化コース】日本文化について深く学修し、国語教員、日本語教師、司書、学芸員、一般企業、大学院などの進路を目指す。
①教育内容・編成方針
（1）日本語・日本文学・日本文化に関する情報の収集力、分析力を修得するために、コース別に豊かな教養、思考力が獲得できる科目を体系的に配置している。
（2）日本語・日本文学・日本文化に関する情報を積極的に国内外に発信できる表現力、判断力を修得するために、コース別に専門的知識・技能、国際的な視野、多様性が獲得できる科目を体系的に配置している。
（3）日本語・日本文学・日本文化に関する多様な価値観に関心をもち、社会の諸問題の解決に貢献できる能力を修得するために、コース別に学び続ける能力、協調性・協働性（公益心）が獲得できる科目を体系的に配置している。
（4）日本語・日本文学・日本文化に関する自律的意欲を身につけ、専門的な学識を修得するために、コース別に自立心、実行力が獲得できる科目を体系的に配置している。
②教育方法
（1）指導教授制を敷くとともに、学修ポートフォリオを活用して各学科教員が問題を共有し、ディプロマ・ポリシーの実現を図る。
（2）アクティブラーニング（実践的活動を通しての学修）の要素を多く取り入れ、主体的に問題解決に取り組める力を育む。
（3）少人数ゼミでのきめ細かな教育、手厚い個別指導を行う。
③教育評価
（1）各科目で定めた、身につけるべき力の達成度を評価し、未達成の部分は補充指導・強化する。
（2）学期途中で適宜評価を行い、学生にフィードバックする。
（3）4年間の学修成果の集大成として卒業研究を行い、学科教員全体で評価し、ディプロマ・ポリシーに定めた能力が修得されているかどうかを判断する。
アドミッション・ポリシー（AP）
2025年度入学対象のアドミッション・ポリシーは準備中です。