ディプロマ・ポリシー(DP):「卒業認定・学位授与に関する基本的な方針」=「学部・学科が教育活動の成果として学生に保証する最低限の基本的な資質を記したもの」=「養成する人材像」
カリキュラム・ポリシー(CP):「教育の実施に関する基本的な方針」=「DPを保証する体系性と整合性が担保されたカリキュラム」
アドミッション・ポリシー(AP):「DP・CPに沿った学生募集の方針と入学者選抜の方法」
ディプロマ・ポリシー(DP):「卒業認定・学位授与に関する基本的な方針」
方針概要
実践的な英語運用能力と英語圏の文化に対する深い知識を備え、国際的・地域的な視野から物事を論理的に考察する能力を実践し、地球規模で活躍できる「たくましい国際人」としての力を身につけた者に対し学位を授与する。
①社会で必要とされる知識・技能
幅広い教養と国際的な視野に立脚し、お互いの言語や文化を尊重する多文化共生社会において、自らの高度な英語運用能力や文化間コミュニケーション能力を積極的に活用できる。
中部大学で身につく汎用力※
- 豊かな教養
- 専門的知識・技能
- 国際的な視野
- 多様性
- 「中部大学で身につく汎用力」について
本学では、建学の精神として「不言実行、あてになる人間」を掲げています。その基本理念(中部大学は、「不言実行、あてになる人間」を信条とし、豊かな教養、自立心と公益心、国際的な視野、専門的能力と実行力を備えた、信頼される人間を育成するとともに、優れた研究成果をあげ、保有する知的・物的資源を広く提供することにより、社会の発展に貢献します。)を踏まえ、「中部大学で身につく汎用力」(9つの能力で構成)を定めています。各科目においては、9つの能力のうち、それぞれ関連性の高い能力が紐づけられており、ディプロマ・ポリシー(DP)に掲げた目標を達成するために、体系的な科目編成がなされています。また、科目間の関連や科目内容の難易度を表す「科目ナンバリング」を行うとともに、「カリキュラム・マップ」、「カリキュラム・ツリー」によりその体系性を明らかにしています。
②知識・技能を活用する思考力・判断力・表現力等の能力
人々や社会におけるさまざまな課題を明確にし、解決するための課題設定力・解決力を身につけ、物事を論理的・批判的に捉え、日本語や英語で議論し、自らの言葉で発信することができる。
中部大学で身につく汎用力
- 専門的知識・技能
- 思考力
- 実行力
③主体性を持って多様な人間と協働し、学び続ける態度
自律した学習活動を継続して行い、多様な価値観を尊重しながらも、自らの基軸をもって主体的に行動し、国際社会・多文化共生社会で活躍し、省察することで成長し続けることができる。
中部大学で身につく汎用力
- 自立心
- 学び続ける能力
- 国際的な能力
- 多様性
- 協調性・協働性
④あてになる人間として実行する姿勢
国際的な視野と実行力を備えた信頼される「たくましい国際人」として、さまざまな社会的活動に参画し、チームの目標を達成するため、チームを動かしメンバーと協働することができる。
中部大学で身につく汎用力
- 専門的知識・技能
- 国際的な視野
- 実行力
- 協調性・協働性
カリキュラム・ポリシー(CP):「教育の実施に関する基本的な方針」
方針概要
英語英米文化学科では、ディプロマ・ポリシーに掲げた目標を達成するために、全学共通教育科目、人文学部共通教育科目、英語英米文化学科専門教育科目を体系的に編成し、講義、演習、実習を適切に組み合わせた授業を実施し、教育評価を行う。科目間の関連や科目内容の難易度を表現するナンバリングを行うとともに、カリキュラム・マップ、カリキュラムツリーによってカリキュラムの体系を明確にしている。
本学科では、卒業後に目指す進路別に以下の3つのコースを配置している。
【言語コース】英語運用能力の修得に加え、言語のしくみを中心に学修し、英語を必要とする一般企業、通訳・翻訳、大学院などの進路を目指す。
【教育コース】英語運用能力の修得に加え、言語の学習論・教育論を中心に学修し、英語を必要とする一般企業、英語教員、大学院などの進路を目指す。
【文化コース】英語運用能力の修得に加え、英語圏の歴史・文化や文化間コミュニケーションを中心に学修し、英語を必要とする一般企業、大学院などの進路を目指す。
①教育内容・編成方針
(1) 国際社会・多文化共生社会に生きる「たくましい国際人」に求められる言語・文化に対する深い知識と高度な英語運用能力、思考力・実行力が修得できる科目を体系的に配置している。
(2) 国際的な視野を備えた「たくましい国際人」として、課題設定力・解決力、思考力、実行力を身に付け、物事を論理的・批判的に捉えることができる科目を体系的に配置している。
(3) 多様な価値観を尊重しながらも、自らの基軸をもって主体的に行動できる「たくましい国際人」として、日本語や英語で議論し、豊かな教養と専門的知識・技能を活用し、自ら発信する力が修得できる科目を体系的に配置している。
(4) さまざまな社会的活動に参画し、自ら行動できる自立心と、チーム全体で目標を達成する協調性と協働性を養う科目を体系的に配置している。
②教育方法
(1) アクティブラーニングの要素を取り入れ、学生が自ら思考し、論理的にまとめ、適切なことばで発信するという学生主体の学修活動を日本語と英語で行う。
(2) 長期海外研修をとおして、ディプロマ・ポリシーに定めた国際的な視野や自立心、実行力を身に付け、英語運用能力と文化間コミュニケーション能力を向上させる実践の機会を提供する。
(3) 高度な英語運用能力を身に付けるため、英語コミュニケーション科目のほか、英語で学ぶ科目、自主活動科目、さまざまな留学プログラム、留学生との交流の場を提供し、より実践的な教育を実施する。
③教育評価
(1) 各科目の達成目標に対する「身につく汎用力」の到達度を評価する。
(2) 英語運用能力は、日常的な英語によるコミュニケーションで確認するとともに、卒業までに6回受験するTOEIC®によって評価し、世界標準基準に基づいて各自の英語運用能力を把握する。
(3) 4年間の学修成果として卒業研究を行い、学科教員全体で評価し、ディプロマ・ポリシーに定めた能力が修得されているかどうかを判断する。
アドミッション・ポリシー(AP)
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)および教育課程編成の方針(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を受けるために必要な、以下の「求める人間像」を備えた人を求めます。
求める人間像1
(1)本学の建学の精神および基本理念を理解するとともに、主体性を持って多様な人間と協働し、英語圏の言語や文化、教育に関して学び続ける意欲がある。
求める人間像2(知識・技能)
(2)高等学校の教育内容を幅広く学修している。
(3)英語だけでなく、英語圏の歴史や社会や文化、日本における英語教育を学ぶための基礎的な学力を有している。
求める人間像3(思考力・判断力・表現力)
(4)基礎学力を応用する力やものごとを論理的に思考する力を有している。
(5)自分の考えを伝えるための表現力・コミュニケーション力を有している。
求める人間像4(主体性・多様性・協働性)
(6)英語圏の言語・文化をはじめ人間や文化に強い関心と高い学習意欲をもち、本格的な英語運用能力と異文化理解力を活かすことのできる領域を通して社会に貢献する意欲がある。
身につけておくと望ましいこと
高等学校における英語や国語などの教育内容を理解し、自律した学習習慣を身につけておくことが望まれる。英語で積極的にコミュニケーションをとろうとする意欲と英語圏の文化に対する強い関心があることが望まれる。ことばに対する強い関心があり、基礎的な英語運用能力を備え、さらに高めたいという意欲を有していることが望まれる。