3つのポリシー 工学部 機械工学科

お知らせ

    ディプロマ・ポリシー(DP):「卒業認定・学位授与に関する基本的な方針」=「学部・学科が教育活動の成果として学生に保証する最低限の基本的な資質を記したもの」=「養成する人材像」

    カリキュラム・ポリシー(CP):「教育の実施に関する基本的な方針」=「DPを保証する体系性と整合性が担保されたカリキュラム」

    アドミッション・ポリシー(AP):「DP・CPに沿った学生募集の方針と入学者選抜の方法」

    ディプロマ・ポリシー(DP):「卒業認定・学位授与に関する基本的な方針」

    方針概要

    機械工学科の教育課程を修め、必修等の条件を満たした卒業要件単位を取得し、社会に貢献する技術者として、学科専門教育科目における機械工学の主要分野に関する基礎的知識と能力を身につけた者に対し学位を授与する。

    ①社会で必要とされる知識・技能

    機械工学の基礎的な専門知識と技術を身に付けている。また、社会における工学の役割・使命・影響、機械工学分野の位置づけ、異分野との関係などを理解している。

    中部大学で身につく汎用力

    • 専門的知識・技能
    • 豊かな教養
    • 「中部大学で身につく汎用力」について
      本学では、建学の精神として「不言実行、あてになる人間」を掲げています。その基本理念(中部大学は、「不言実行、あてになる人間」を信条とし、豊かな教養、自立心と公益心、国際的な視野、専門的能力と実行力を備えた、信頼される人間を育成するとともに、優れた研究成果をあげ、保有する知的・物的資源を広く提供することにより、社会の発展に貢献します。)を踏まえ、「中部大学で身につく汎用力」(9つの能力で構成)を定めています。各科目においては、9つの能力のうち、それぞれ関連性の高い能力が紐づけられており、ディプロマ・ポリシー(DP)に掲げた目標を達成するために、体系的な科目編成がなされています。また、科目間の関連や科目内容の難易度を表す「科目ナンバリング」を行うとともに、「カリキュラム・マップ」、「カリキュラム・ツリー」によりその体系性を明らかにしています。

    ②知識・技能を活用する思考力・判断力・表現力等の能力

    社会の問題について機械工学の視点から課題を見出し、工学的思考に基づいて機械技術者として論理的・客観的に判断できる。また、それらを的確に表現し伝えられる。

    中部大学で身につく汎用力

    • 思考力

    ③主体性を持って多様な人間と協働し、学び続ける態度

    機械技術や社会に関する情報を継続的に収集しながら、地域や国際社会の中で課題を解決する方法を主体的に提案できる。またそれらを多様な人々と協調・協働して進められる。

    中部大学で身につく汎用力

    • 学び続ける能力
    • 国際的な視野
    • 協調性・協働性
    • 多様性

    ④あてになる人間として実行する姿勢

    信頼される機械技術者として高い倫理観と自立心を持ち、社会に貢献する正しい価値を追求して行動できる。

    中部大学で身につく汎用力

    • 自立心
    • 実行力

    カリキュラム・ポリシー(CP):「教育の実施に関する基本的な方針」

    方針概要

    (1)機械工学科では、ディプロマ・ポリシーに掲げた目標を達成するために、全学共通教育科目、理工学部・工学部共通教育科目、機械工学科専門教育科目を体系的に編成し、講義、演習、実験、実習を適切に組み合わせた授業を実施し、教育評価を行う。
    (2)科目間の関連や科目内容の難易度を表現するナンバリングを行うと共にカリキュラムマップ・カリキュラムツリーによってカリキュラムの体系を明確にしている。

    ①教育内容

    (1)ディプロマ・ポリシーに示した、[社会で必要とされる知識・技能]、[知識・技能を活用する思考力・判断力・表現力等の能力]、[主体性を持って多様な人間と協働し学び続ける態度]、[あてになる人間として実行する姿勢]、の修得のために、全学共通教育科目、理工学部・工学部共通教育科目、機械工学科専門教育科目を配置している。
    (2)機械工学科専門教育科目は、力学をはじめとした機械工学の基本となる主要な分野ごとに、基礎から発展的な内容に向かって系統的に学ぶよう配置されている。
    (3)これらを特定分野に偏らず幅広く学びながら、充実した設計関連科目を通じて基礎理論を活用し、さらに3年次以降では各分野を統合した応用例として自動車・航空機・ロボットなどの各種機械システムの概要を学ぶ。
    (4)これらの教育課程を通じてディプロマ・ポリシーに示した知識・技能・能力・態度・姿勢を育成し、4年次の卒業研究においてその完成を図る。

    ②教育方法

    (1)機械工学の基礎となる重要な力学系科目を中心として、教育内容の水準を数学・物理学の基礎から徐々に上げていくことで習熟度を高める教育を行っている。
    (2)また、実験・実習・設計関連科目を3年次までの各学期に複数配置し、実技・体験を通じて知識・技能を確実に修得すると共に、講義科目と連携しながら基礎理論を活用・応用して理解を深める教育を展開している。
    (3)さらに、機械技術者に最も重要な工学設計能力を修得するために、敢えて手書き製図から開始して体感的理解を構築した上で、学年進行と共にコンピュータを応用したCAD/CAM教育を段階的に導入し、最終的には最先端のソフトウェアシステムによるCAE教育を実施している。

    ③教育評価

    (1)各科目において試験、演習、レポートその他の課題提出、プレゼンテーション等の手段により、各科目に設定された具体的達成目標、並びに当該科目に掲げられた身に付けるべき汎用力の達成度を評価する。
    (2)また、大学4年間の集大成となる卒業研究については、3年次の研究室配属により早期から 指導を開始すると共に、機械工学科全体で統一して卒業論文及び概要提出と研究発表・審査を実施し、ディプロマ・ポリシーに掲げた目標の達成度を総合的に評価する。

    アドミッション・ポリシー(AP)

    2025年度入学対象のアドミッション・ポリシーは準備中です。

    中部大学について